私の出産の話②。
【おしるしと陣痛】
①のつづきです。
そう、その日は突然やってきたのだ!
妊婦検診で41週で誘発を…と言われ、41週を翌々日に控えた日の早朝。
寝ていた私を突然腹痛が襲ってきました。
夢だったのかもしれないけれど、バチンッと言う音?感覚?と同時に腹痛で、それもとびきり激しくお腹を下したようなやつ!!で目覚めました。
絶対出るでしょ!と思いトイレに行くが何も出ない。
お恥ずかしい話、痔という厄介なものを患っていた私はあまりいきむのも宜しくないなと出すことを諦めてここは潔く退散…とトイレットペーパーで拭くと鮮血が!!!
え!出てないのに!いきんでもないよ!!痛みもないのに!!(※全て肛門の話です)
よくよく拭いてみると肛門からではなく、それより前の位置から出血してるではないか!
しばらく思考停止した後、
「あ、これが おしるし!?」
「じゃあ、この腹痛は陣痛!?」
そういえば陣痛はお腹を下したような痛みだったという出産レポを読んだことがあるなぁ、と思い出し出産が近いと確信。
ただ、その後痛みの間隔を測るも不規則で10分の時もあれば2〜3時間空く事も。
おしるしはあったけど前駆陣痛で本陣痛はまだまだ先なのか??
「でも誘発分娩にならなそうで良かったー(^O^)」
そして寝ていた夫に報告。
自然に兆候が現れた事に喜ぶが、次第に恐怖もやってきた。
そんな私とは裏腹に夫が「コメダ行く?」と。
コ〜メ〜ダァ〜〜〜⁉︎
そう、前日の夜に私が新しく出たシロノワール(リンゴの♪)を絶対明日食べに行ってやる!と言っていたのだ。出産したら当分外食なんてできないしね、生まれる気配ないしねとヤケクソ。
痛みの間隔も長いし、そもそもこんな我慢できる程の痛みが本当に陣痛か??
そう、これも色々な出産レポを読んでみると書いてある本当に陣痛なのかが分からないというあるあるの現象。
だが悩んでいても仕方ないのでコメダ行こう、と近所のコメダ珈琲へ行きお目当てのシロノワールちゃんを食べました。
これね↓
【陣痛を促すぞ!】
さて、シロノワールを堪能した後気になるのはやはりこの陣痛(?)を確固たる物にする事!
調べるとおしるしが来てから数日後に本陣痛が来て生まれたとか、時間がかかったという記事多し!
それじゃ困るよ〜〜
気持ちばかり焦るし、不定期でも我慢できる程度でもやってくる痛みはやはり痛いしツライ。
病院にも初産婦は10分以下の定期的な陣痛で電話と言われていたので、そうなる為に何かをしなければ…
でもな〜下手に動くのもな〜と思い悩んでいると夫が散歩に行こうと言い出した。
始めは徒歩数分の近所のコンビニに行く予定だったが歩いてみると、こんなんじゃ全然ダメだ!と感じる。
それならもっと距離のある他のコンビニへ!という事になり歩く。
ひたすら歩く。
たくさん会話をしてたくさん笑って更にひたすら歩く。
全然着かないぞ!
いつもは車で行く場所が、徒歩だとこんなに遠いのか〜〜
6月上旬で程良い気温だったのが幸い。暑さや寒さに苦しまされる事はなかったけれど、3キロ+羊水や胎盤の重さが加わった大きな大きなお腹で一定の速度で歩く事のしんどさ!!
それでも陣痛促進の為に歩くのだ!
きっともうすぐ会える!
頑張って頑張って歩ききり、どうにか家から3キロ程あるであろうコンビニに到着した。
次回!コンビニからの帰宅と本陣痛!③へつづく。